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国際探偵

世の中から求められているのに、明らかに人手が少ない――

あと一歩のところでCIAの面接に通らなかった。

それが、私が探偵になることを決めた理由です。

FBIやその他の国際情報機関、ましてや日本の警察などには興味がなかった私は、最終的な職場として民間の探偵社を選択したのでした。 扱う案件は犯罪絡みではないけれど、張り込みをして対象者を捕捉し、尾行し、その裏にある真実を掴む。
はたまた、工作活動によって現状を打開し、対象者らの心理・行動を誘導し、指示されたシナリオ通りの展開を作り出す。
そんなところに、言葉では言い尽くせないほどの魅力を感じたのでした。

冒頭から冗談が長くなってしまいました。
CIAにはメールを送ったことさえありません。
ですが、後半の部分は本音です。
探偵になった理由、それはとにもかくにも、探偵という職業が持つ「魅力」を振り切ることができなかったからです。

私は一年前まで、探偵業界とは何の関連もない分野で会社員をしていました。
それなりに有意義で、不満を感じないくらいには順調な日々を過ごしていましたが、そんな中でも、以前から胸の内にあった探偵業への憧れは消えていなかったのです。

ずいぶん考えましたが、最終的に大転換を決断しました。
それ以前はずっと「興味は持っていても、現実的に踏み出すまでには至らない」状態だったのですが、何が背中を押したのか、最後は結構すんなりと決心が固まっていました。

いざ始めてみると、想像していた以上に「世の中に必要な仕事」であると実感させられています。
探偵社への依頼というものは、ご存じの通り周囲の人たちに大っぴらに話したり相談したりできないことが多いものです。 つまり、困っていても解決手段がそう簡単には見つけられないものが多いのです。

世の中から求められているのに、明らかに人手が少ない――
そういう仕事は社会にいくつもあるかと思いますが、探偵もそのうちの一つ(少なくとも日本では)に含まれるものだと確信しています。

特に、この業界はまだまだ一般的に正しく認知されていない部分があり、それはなぜなら、心ない業者が相変わらず他業界で見られるよりも多く存在しているからであり、それによって新しい人材の増加にブレーキがかかってしまっていることも大きな理由だと感じます。

社会的に必要な仕事であるという実情を踏まえれば、私たちが業界の適切な発展のためにどう行動していくべきかは自ずと理解できるはずなのです。
いつでもその「あるべき姿」を忘れずに、日本の探偵業界全体の進歩を目指して取り組んでいきたいと思います。

それが、依頼人様にとっての成果・満足を向上させるために最も当たり前で最も有効な行動だと信じています。

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